Abstract#
RTK-GPSとは、リアルタイムキネマティックGPSのことで、搬送波をつかった基準局との相対測位を移動体に対して行ってリアルタイムで数cmオーダーの精密測位を行うのです。すごい。。。What's New?#
- 2017年8月22日、現時点の知識で根拠はあまりなく、書き直しました。
- 2010年6月13日、全体を根拠なく書き直しました。根拠も調べていきたいところ。
Topic#
- どんな種類がある?
最近はマルチGNSSの時代なので、GPSとはあまりつけずに、単純にRTKと呼ぶことの方が多い気がする。RTKには、固定局(位置を正確に算出しておく)と移動局同時にリアルタイムで測位信号を受信して、何らかの通信(例NTRIPサーバを経由するのも一つのやり方)でデータを共有し、測位を行う。RTKには、他にもネットワーク型RTK、さらにVRS(仮想基準点)方式がある。実現するために配信事業者がRTCMとかの形式でインターネットで補正情報を流している。[1] |
- これを使うにはどうすればいいの?
なにかソフトウェアが必要?リアルタイムの補正情報のストリーミングを受けて、処理するソフトが必要そう。RTKLIB[2]はオープンソースのすごいソフトです。 |
NTRIPとは何?プロトコルの名前っぽいね。このインターネットプロトコル経由でRTCMが流れてくるのでしょう。発信する、受信するためにサーバソフト、クライアントソフトがあるようです。 |
ユーザはデータを出すの?もらうの?→基本はもらって処理をするのでしょうが、こちらから出すことも普通にできるようです。 |
配信事業者は何をやってくれる?→GEONETなどから作ったデータを配信していて、有償でそのデータを使わしてくれそう。 |
複数周波数対応の受信機が必要?必ずしも複数周波数じゃなくてもいい。搬送波の位相さえ取れれば。搬送波位相が取れるような受信機はだいたい複数周波対応なのかも。 |