Abstract#
インターンの学生の使い方って難しいですよね。ある学生から聞いた話なのですが、成功にはいくつかの条件があるようです。ここでは、それを書きます。Topic#
定義#
- インターンシップとは
ここでは、学生が会社で働き、社会経験を得ることとします。(何かの文献の引用がほしいところですが。) |
難しさ#
- 情報開示
組織内の機密情報へのアクセスについてどうするか。アクセスしないと価値のある仕事ができないが、セキュリティ上学生に見せていいのかという問題も付きまとう。情報の不開示などの契約条項でよしとするかどうか。 |
- 学生にとっての価値
社会経験だけでなく、学問的な意味でも、価値の高いインターンとしたいところです。ここで働いて得た情報を論文に書くなど。ただ、その場合、却って受け入れる側の負担が大きくなる可能性があります。学生に何をやらせるかをしっかりと責任持って考えないといけないですし。 |
よいインターンとなるための条件#
- やらなくても困らないけど、成功したら大きな成果が得られるかもしれない
例として、「その企業が持っているある情報を整理して公開する」という仕事を学生に構成を含めて任せた結果、思った以上のものが、費用をほとんどかけずに出来上がって、企業側はいいものを手にいれ、学生は、達成感と経験を手に入れた、ということがあったそうです。これはWin−Winの一つの例ですね。 |
- 責任を持って実施できる
何か、学生にそれなりの責任をもって、作業をしてもらうようにすると、学生側もモチベーションが上がりますし、成果が得られやすくなります。そのためには、企業側で事前に責任を明確にできるちょうど良いタスクを準備しておく必要がありますが。 |
まとめ#
学生を受け入れることは、ただの労働力が手に入ったり、作業の成果を得られたりするだけでなく、その大学との関係強化にもつながります。また、有望な学生につばをつけておくこともできるかもしれません。うまくアカデミックな世界と連携を取りたいものです。 |