KnowledgeManagement, KM_Framework, Four Pillars Framework
Abstract#
KMを推進するための戦略ってなんだろう。授業の予習をしているときに参考文献[1]でちょっと覚えておきたいことがあったのでメモします。理想的には?#
いかに示す情報を含んだ明確なKM戦略を組織が持っていること。いいKM戦略が持っている情報([Dalkir 2005], 252)#
- 明確な目的
- 対象製品(例:人工衛星、ロケット、宇宙船)
- 対象顧客(例:国民、政府、研究者、海外機関)
- ミッション(例:組織を世界有数の研究開発機関にする、ミッションを確実に達成する、イノベーションを起こすようなミッションを提案する)
- KMにより解決すべき課題
- コラボレーションを推進したいのか
- パフォーマンスをあげたいのか
- イノベーションを起こしやすくしたいのか
- たくさんありすぎる情報を整理したいのか
- 利用可能な知識の識別・整理
- 知識資産
- 社会資産
- インフラ
- 利用の観点から知識をどう利用者に提供していくか
- とくに人と情報、人と人とを繋ぐという観点が重要
KM戦略の立て方#
まずは、組織の現状とその問題点(As*is)を理解することから始まる。次に、KMの観点から求められる組織目標(TO*BE)を立てる。そして、そのギャップを解析し、ロードマップを作っていく([Dalkir 2005], 253)。どこかで聞いた話だ。 |
今の自分の興味としては、その”TO*BE”が具体的にどのようなものなのかを追求したいところ。組織目標として、みんなが共感し、共有し、それに向けて、みんなで邁進していけるような、そんなTo*Beを描けるようになりたい。 |
Reference#
- [#1]Dalkir, Kimiz. Knowledge Management in Theory and Practice. Amsterdam ; Boston: Elsevier/Butterworth Heinemann, 2005