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Abstract#

自分の専門であるナレッジマネジメント、知識経営について、書いていきます。GeorgeWashingtonUniversityで受講しているナレッジマネジメントの講義(EMSE270)で得た知識なども含まれます。

What's new?#

Topic#

  • ナレッジマネジメントが重要である理由は?
それは、これからの時代はナレッジがベースとなる経済となるからだ。製造業の話として、車は、材料だけでは、車にならず、それを完成品まで持っていくまでに必要なデザイン設計の知識などが結集して出来ているもので、その際の人件費つまりナレッジが価格内訳の多くを占めている(なにかこのことを示すデータがほしいな)また、グーグルのように、ある種の知識だけで、GMにせまる企業価値をもつにいたる。これは、次の時代が、ナレッジベース経済となっていくことを示す例の一つだ。ナレッジは、企業にとって、Rawマテリアルであり、資産である。
ナレッジは、戦略的リソースであり資産であり、資本である。ドキュメントは、情報ではあるが、ナレッジであるとは限らない。その情報により、行動を起こせる、もしくは何かを判断できる必要がある。Actionable!
  • ナレッジマネジメントとは
関連するナレッジという資産を活用し、アウトプットを改善すること。アウトプットには3種類あり、効果を追及するもの、効率を追求するもの、イノベーションを起こすものをさす。ナレッジを活用することで、より高い効果を出す、より効率化が進む、イノベーションが起こりやすくなるようにナレッジをマネジメントする!ここでいうマネジメントは、Plan, Organize, Resource, Controlとのこと。Resourceってなんだっけ。すこし、Organization Managementでいう定義が違う。
KnowledgeManagementは、いろいろな分野にまたがる学問であり、組織でKMを進めようとすると、様々なことをやらないといけません。具体的に進めるには、それなりの枠組みが必要です。ここでは、参考文書[1]で示す、「Creating The Discipline of Knowledge Management」で議論されている4本柱の枠組みについて説明します。→こちら
KMを始めようとしたときに、最初にやるのが、自分の組織にどんな知識が必要かを調べて、定義することです。その後、現状とのギャップを分析し、欠けている知識をどう補っていくかを考えていきます。そのあたりの流れをここに書きます。
ナレッジが生まれてから、役割を終えて、削除されるまでにどのような段階があるかの一般論をここに書きます
NASAのナレッジマネジメントについて、一般にオープンになっている情報をここにまとめていきたいと思います。
世銀のナレッジマネジメントについて、一般にオープンになっている情報をもとに、ちょっと勉強。
なぜ宇宙の分野にナレッジマネジメントが必要なのかを考えてみました。

カバーする他分野#

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  • Prof. Michael Stankosky
10年前に世界で初めてKnowledgeManagementという一つのDisciplineを立ち上げ、博士課程までにした人
GWU卒業の北陸先端科学技術大学院大学でナレッジマネジメントをやっている人。大学におけるKnowledgeManagementをやっているとか。http://www.kousakusha.com/ks/index.html

その他メモ#

  • 器を作るだけでは×
  • コンテンツは何かを最初に決める
  • ライブラリアンは必要だよ。どうしても
  • AMAZON的な「この本を購入した人は、他に以下の本を買っています」
  • ideal modelを考える。GoogleのLivelyかセカンドライフでデモ
  • Encourage doesn't end.

Reference#

  1. Stankosky, Mhicael A., Creating The Discipline of Knowledge Management: Elvevier, 2005.