KM_Technology
KMを推進を具体的に実現させるには、最終的にやはりITに頼ることになります。当然ITは単なる道具ですので、ITをどう使って、KMを推進するのかを十分考えた上での話になりますが。ここでは、ITツール・情報システムの目指すべき姿を検討したいと思います。
- 2009年4月30日、を追記し、全体の構成を見直しました。
情報システムを導入する目的を明確にする必要があります。ITによってどのような問題を解決したいか、ということです。 |
2008年9月23日に受けた授業での情報ですが、よくある情報システム導入の目的として、技術情報の保管、保管した技術情報の利用を主な目的にしている場合が多いのですが、人と人をつなげることを主な目的としたほうがよい、という話を聞きました。なるほど、面白い考え方だと思います。 |
Daikirは、以下のような情報システムを、書籍の中で紹介しています(Daikir 2005, 218*42)
- 貯める
- コンテンツ管理システム(CMS)
- Blog
- Data Mining
- 共有する・配布する
- グループウェア
- Wiki
- Networking (Facebookとかかな)
情報システムの必要性が明らかになったとします。しかし、この情報システム、いざ導入しようとすると選択肢がたくさんあったりして、具体的にどういう手順で導入していくのが良いか迷うところです。そこでここでは、情報システムの導入方法について、記録したいと思います。 |
ナレッジレポジトリは、動的であるべき。なぜなら、ナレッジコンテンツは、継続的に更新されるものだから(Dalkir 2005, 233)。動的なものと言えば、Wikiを思い出します。コンテンツをどう管理・更新していくかという運用の話にもなりますね。 |
サイバーセキュリティが気になります。ここに関連することをまとめていきたい。 |
- KMをサポートする情報システムには、どんなものがあるか?
- 情報システムの利用促進には、何をすればいいのか
- Dalkir, Kimiz. Knowledge Management in Theory and Practice. Amsterdam ; Boston: Elsevier/Butterworth Heinemann, 2005