Abstract#
コード測位。実現するためにだれがどんな信号を出しているのか?SBASというのがキーワード。公開されている準天頂衛星の信号のインタフェースドキュメントにL1SAIFのSBAS互換というところがあるのでそこで勉強してみます。Topic#
- メッセージの内容 QZSSの[IS(Interface Spec)]の83ページあたりからSBAS互換のメッセージの内容の説明が始まります。メッセージタイプ情報は6ビット([JAXA 2010], 81)とのことで64種類のメッセージタイプが存在できるということですね。
- タイプ1 PRNマスク。タイプ2-7での補正をどの衛星に対して行うか。同時に51機まで補正できるらしい([JAXA 2010], 83)。まあ、確かにいくらマルチGNSSの時代になったと言っても、1地点から30機以上の測位衛星が見えることもないでしょう。。。いやあるかな。
- タイプ2-5 高速補正とのこと([JAXA 2010], 84)。FCとかいう値が各PRNマスク番号毎に割り振られて、それぞれが12.5cmの分解能だとか。これどう使うんだろう。疑似距離にこの値を足すのか?もうちょっと調べないとね。
- タイプ18 IGPマスクとのこと([JAXA 2010], 88)。表を見ると日本はIGPバンド番号としては、7と8のようですね([JAXA 2010], 91)。しかし。。。よくわからないな。。
- タイプ26 電離層伝搬補正。IGPマスクで指定された格子点の垂直方向の補正量。実際は斜めにはいってくるから。。。1メッセージで15ポイントしか送れないらしい。
興味#
どの地域を補正するか。Reference#
- [#1]JAXA. 2010. IS-QZSS. http://qz-vision.jaxa.jp/USE/is-qzss/