politics, Countries, アメリカ

Abstract#

自分のDCの滞在がちょうど、アメリカの大統領選挙に重なります。とてもラッキー!ということで、現場で気づいたことなどを書いていければいいなと思います。

topic#

本戦#

2008年11月4日、アメリカ大統領選挙でした。結果は、ご存じのとおり、オバマさんが圧倒的な大差をつけての勝利でした。今日は、大学の食堂で雰囲気を感じようとしてました。

午後9時ごろ、下記の通り過半数を超え、当選確実に。周りから拍手と歓声が!

現在夜の11時ごろですが、現在寮の部屋で寛いでいます。騒いでいる人の声と車のクラクションが外から聞こえてきます。ん?銃声?まさかね。ん?なんだこの音は、ん?パトカーの音?まさかね。聞き間違いだよね。。。

Debate#

  • ディベート
2008年9月26日に最初の大統領候補同士のディベートがありました。この日は、どこの家のテレビも、どのレストランのテレビもみんなこの番組を映していて、みんなが食い入るように見ていました。いったい視聴率はどのくらいになるんだろうか。
この写真は、大学に設けられた、大統領選に向けた、両候補のディベートをみんなで見るための会場です。大学がこのような場をセッティングするとは、びっくり。日本の党首討論ってどうだったっけ?
自分が勝手にその場の雰囲気から感じたこととしては、まだ、僅差ではあるものの、オバマさんの方が若干押していたような気がしました。あくまでのその場の雰囲気としてです。とても彼はスマートな感じがします。マケインさんは、人がよさそうだけど、裏のありそうなおじいさん(失礼)という感じでした。ただ、さすがに、ちゃんと喋っていて、たまに笑いもとってましたが。拍手発生率55対45でオバマさん勝利。マケインさんには、たまにやじが発生してました。オバマさんはなかったけど。きっと地方にもよるんだろうと想像しますが。
  • ディベート(副大統領候補)
2008年10月2日に副大統領候補同士のディベートがありました。民主党バイデンさんとここ最近急激に有名になった共和党ペイリンさんの対決です。今日は、のTV室で見ました。そんなに大きな部屋ではないのですが、30人はいたでしょうか。みんなすごい関心があるんだな~と思いました。

で、雰囲気ですが、ペイリンさん、たしかになかなか綺麗な人ですね。なんか、扱いがちょっとした少し頭の悪いアイドルのような感じでした。もちろん、ちゃんとディベートをしていましたが。バイデンさんは、なるほど、ベテランとのことで、かなり、鍛え抜かれたプレゼン能力を発揮していたように見えます。思ったより地味ではなかったです。

ごめんなさい、討論の内容は、実はよくわかりませんでした。笑いが起こったところも、なんでみんなが笑っているのかよくわからず、なんとなく雰囲気に合わせてにこにこしてました。ああ、典型的な英語のできない人だ。なんとなく雰囲気ですが、民主党がまたこれでリードを広げたような気がします。共和党は、ペイリンさんの起用で多少話題にはなりましたが、このままでは、よっぽど何かないと、負けてしまうのではと思いました。あくまでもそういう雰囲気を勝手に感じただけですが。

以下、昔のメモ#

  • クリントン全力でオバマ氏を支援
2008年6月8日のFTによると、クリントンはついに敗北を認め、次はとにかく民主党としてオバマ氏1本でまとめるための演説を行ったそうだ。演説の中でオバマ氏キャッチフレーズの”Yes we can”といったらしい。このフレーズかっこいいといつも感心する。これでオバマ氏が勝てば、初の黒人大統領。さて、マケイン氏との戦いはどうなるか注目。それにしても、クリントンさんは、女性でもアメリカ大統領になる可能性が十分にあることを示したという点で、大きな貢献だったと思います。FTでも書いてあったけど。
  • ミシガンとフロリダの予備選挙(人気投票)の結果
民主党の予備選挙もいよいよ最終局面。2008年6月2日のFTによると、(まだあきらめていない)クリントンは、プエルトルコで勝利し、オバマさんとの差を少し縮めたらしい。しかし、党紀を破って無効になっていたミシガンとフロリダの予備選挙の結果を有効にすることに半分失敗し、木曜日にも進退を決めるらしい。もっともクリントンが圧勝したというミシガンとフロリダの予備選の際は、まだオバマさんは、名前が挙がっていなかったらしいが。

  • 選挙資金
いよいよクリントン候補が苦しいらしい。何千万円という選挙資金を追加で個人で借りたとか。アメリカ大統領の選挙で脱落する理由は、この金欠が最も多いように読める。2008年5月15日時点でほぼオバマさんに決まった感あり。最後まで戦うのもいいけど、引き下がれないのだろうか。選挙資金について、いったい何に使っているのか。選挙資金の使い方も今度勉強してみたいところ。(reference:financial times