Abstract#
管理職側から見た、仕事に対するモチベーションに関する理論として、TheoryX, Yが有名で、Zというのもあります。Theories#
XY理論#
| 現実は、下記で説明するXとYをうまく組み合わせて、人を管理していく、という方向のようです。これらの理論は、下記のマズローさんの絵とよく結び付けられます。XYは、ダグラスマクレガーという人が考えたそうです[2]。別の人が考えたZ理論は、現実には難しい、とのこと。 |
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- X
| ”飴と鞭”系。マズローさんの有名な”人の要求段階説”の絵でいうと、下にある”生存”、”安全”という要求を満たすように人を管理します。お金やノルマでの縛りがこれにあたります。 |
- Y
| マズローさんの有名な”人の要求段階説”の絵でいうと、上にある”愛”、”尊敬”、”自己実現”という要求を満たすように人を管理します。 |
- Z （参考）
| 終身雇用制度のような安定した立場を与え、生活の質を保証し、ひとつの家族のように職員を取り込み、会社への忠誠心を持たせた上で、モラル、生産性を向上させようという考え方で人を管理します。先生曰く、アメリカではありえないとのことです。アメリカは、本当に組織にずっと所属するより、組織を渡り歩くという感覚の方が勝っていることを感じます。 |
達成理論、欲求理論#
| マクレランドさんの理論。 |
まとめ#
| Xだけの組織も嫌ですし、Yは、望ましいけど、すべてがうまくいくとも思えない。実際にそれぞれに成功例と失敗例があるそうです。XとYをうまく組み合わせていく、ということでしょう。ただ、基本的には、Yを目指したいところです。Zは、利潤を追求するプライベートな組織としては、なかなか現実的に難しいでしょう。現に80年代に日本で主流でしたが、ご存じのとおり、今は下火で、リストラという言葉も定着しました。この話は、Organization Managementの授業で出てきた話ですが、よく読むと、Project Managementの教科書にも紹介されていました。有名な理論なんですね。 |
