KM_Framework

KnowledgeManagement

Abstract#

KnowledgeManagementは、いろいろな分野にまたがる学問であり、組織でKMを進めようとすると、様々なことをやらないといけません。具体的に進めるには、それなりの枠組みが必要です。

What's new?#

Topic#

広い意味らしいですね。ここでは、「なにかを実現したいときに、ある手続きをルール・考え方に従って実施していくと、目的が達成されるという、その手続きとルール・考え方の体系的な集合」と考えます。サポートする文書がほしいところです。

例えば、Strutsというフレームワークがあります[2]。これは、JavaによりWEBアプリケーションを作るときのフレームワークですが、「Webシステムを作りたい」という目的を実現するための手続きや方法を提供してくれます。Strutsに従い、XMLファイルで設定を行い、MVCのモデルに合わせた必要なファイル(Jsp, Java)を作ればWebシステムが実現できるというものです。

Topic#

KMのフレームワーク#

ここでは、参考文書[1]「Creating The Discipline of Knowledge Management」で議論されている4本柱の枠組みについて説明します。
Stankosky先生が掲げるKMのフレームワークの動的な部分について。
KM_Life Cycleでも紹介しているよくKMででてくる野中さんモデルもKMのフレームワークと呼んでいる人もいるようです。自分のイメージとしては、まさにあれはモデルであって、フレームワークとは言いにくいと考えています。ナレッジが生み出される仕組みを説明したモデルであり、それを実現するために何をすればいいかを示すフレームワークではないと考えています。
人、プロセス、技術。スタンコスキー先生に直接聞いた際、この3つは同じレベルにいない。人は、EMEFにおける”インプット”であり、プロセスと技術は、EMEFにおける”プロセス”の中に含まれる。People=Asset。

Reference#

  1. [#1]Stankosky, Mhicael A., Creating The Discipline of Knowledge Management: Elvevier, 2005.
  2. [#2]Apache Struts Project HP. http://struts.apache.org/