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[KnowledgeManagement]
!!!Abstract
[KnowledgeManagement]は、いろいろな分野にまたがる学問であり、組織でKMを進めようとすると、様々なことをやらないといけません。具体的に進めるには、それなりの枠組みが必要です。

!!!What's new?
*2009年7月27日、KMのフレームワークは一つじゃないということで、構成を全体的に変更しました。

!!!Topic
*フレームワーク(枠組み)って何?
|広い意味らしいですね。ここでは、「なにかを実現したいときに、ある手続きをルール・考え方に従って実施していくと、目的が達成されるという、その手続きとルール・考え方の体系的な集合」と考えます。サポートする文書がほしいところです。

|例えば、Strutsというフレームワークがあります[2]。これは、JavaによりWEBアプリケーションを作るときのフレームワークですが、「Webシステムを作りたい」という目的を実現するための手続きや方法を提供してくれます。Strutsに従い、XMLファイルで設定を行い、MVCのモデルに合わせた必要なファイル(Jsp, Java)を作ればWebシステムが実現できるというものです。

!!!Topic
!!KMのフレームワーク
*[Four Pillars Framework]
|ここでは、参考文書[1]「Creating The Discipline of Knowledge Management」で議論されている4本柱の枠組みについて説明します。

*[Enterprise Management Engineering Framework]
|Stankosky先生が掲げるKMのフレームワークの動的な部分について。

*Nonaka model
|[KM_Life Cycle]でも紹介しているよくKMででてくる野中さんモデルもKMのフレームワークと呼んでいる人もいるようです。自分のイメージとしては、まさにあれはモデルであって、フレームワークとは言いにくいと考えています。ナレッジが生み出される仕組みを説明したモデルであり、それを実現するために何をすればいいかを示すフレームワークではないと考えています。

*よくある3本柱(People, Process, Technology)
|人、プロセス、技術。スタンコスキー先生に直接聞いた際、この3つは同じレベルにいない。人は、EMEFにおける”インプット”であり、プロセスと技術は、EMEFにおける”プロセス”の中に含まれる。People=Asset。

!!!Reference
#[#1]Stankosky, Mhicael A., Creating The Discipline of Knowledge Management: Elvevier, 2005.
#[#2]Apache Struts Project HP. http://struts.apache.org/