Enterprise Management Engineering Framework

KM_Framework

Abstract#

Stankosky先生が掲げるKMのフレームワークの動的な部分について表わしたと思われるこのEMEFを紹介します。組織の持つ知識を資産と考えそれがInputとなり、それが様々なプロセスの中で運営され、KM活動の成果Outputとしてでてくるという考え方です。

Topic#

Enterprise Management Engineering Framework[1]
Four Pillars Frameworkじゃカバーできなかったところをカバーするための動的なフレームワークなのかな。Mohamedさんが彼の論文の中で紹介しているEMEFも若干違うし([Mohamed 2008], 315)。
組織・企業としての定義。ここは、組織としての戦略的な目的や環境、目的の実現もしくは意思決定に必要な知識がインプットとなる。40以上の要素が組み込まれている。そこが4ピラーの部分。ん?40ってなんだろう。
Inputの部分で定義されている戦略的な目的を実現するためにブレークダウンされた実際の目標をあり、それを実現するためのプロセスや機能が定義される。必要な知識や情報源、CodificationとCollaborationの戦略。その戦略には、知識の想像、確認、Codification、継承、利用が含まれている必要あり。FormalなものとInformalなものがあることに注意。で、最後に、これらの活動を支えるITがあるんだと。
KMのフレームワークを支えるためのマネージメント。やめてー。こういうの全部Four Pillarsの中に入ってるんじゃないの?戦略マネージメント、運営マネージメント、組織の振舞いど動作、プロセス改善、リスク管理、変更管理、情報技術管理。この辺はKMからみればインプットに入るんだよ。きっと。
つまり、ナレッジマネジメントを行った成果がここに出てくるわけです。組織が効率化します。そして効果的になります。でInnovationが起こりやすくします。
インプットに4ピラーを使うのです。職員は、フォーピラーの上でKMに関するプロセスを実施していきます。その結果、組織のパフォーマンスが上がるのです。

Reference#

  1. [#1]Stankosky, Michael. ENTERPRISE MANAGEMENT*ENGINEERING:
A Systems Approach to Leverage Knowledge Assets in the 21st Century Economy
  1. [#2]Mohamed, S. Mirghani. et al. 2008. The re*structuring of the information technology infrastructure library (ITIL] implementation using knowledge management framework. VINE. 38(3]