Abstract#
良いプレゼンテーションをするには、どうすればいいのか。日本でプレゼンテーションについて、勉強してきたことの簡単な復習と、授業などで、他人のプレゼンを見て、いいところ悪いところから、気がついたことを書いていきます。What's new?#
- 2009年3月7日に[グループワークのプレゼン時の練習方法]についてちょっとだけ追加しました。
Topic#
目的#
- 良いプレゼンテーションの条件
一番言いたいメッセージが聴衆に明確に伝わること。 |
How#
- とにかく練習 これしかない。通しで時間を測りながらやりましょう。
[#1]グループワークのプレゼン発表の場合、自分のパートだけ説明するという機会がよくあります。この場合もできれば、他のパートも含めた通しで練習しておいたほうがいいです。プレゼンは、全体で一つのメッセージを伝えることが目的となります。自分のパートと他の人のパートは、そのメッセージをサポートする内容であるか、整合性がちゃんととれているかなどを確かめておきたいところです。
- 内容を理解する 理解できていないものは説明できません。逆に説明できるということは、その内容を理解しているということです。
- 人の目を見て話す 画面や手元のメモを見たままの説明はいけません。印象がだいぶ違います。これをやるには、説明内容を理解していないといけません。
- ユーモア できれば、ちょっとしたジョーク・ユーモアを少し含めることができれば、Goodです。
その場の人が絶対に知っていることを敢えて「みなさま知っていますか?」と聞いてみる。
自分の名前がHIROの場合、自己紹介の際に、「Call me "super hero"」と言ってみる。
- ジェスチャーは重要 より伝わりやすくなります。
- ナビゲート いま自分が全体のうち、どこを説明しているかがわかる方が安心します
- ページ# あとで質問を受ける際のために、ページナンバーはつけましょう
- 絵 字だけより、絵を交えた方が魅力的。ただし、その絵がそのページで伝えたいメッセージを強烈に示していることが条件
- 字は大きく よく、英文を小さい字で、そのままプレゼン資料にのせている場合を見かけます。結構アメリカ人でも。あれされると読むのに必死になって、話を聞かなくなるんですよね。
- 質問 その場のみんなで共有するため、および自分の質問の理解が正しいかを確認するためにリピートしましょう
その他#
- アメリカ人はプレゼンが得意!? 2008年8月26日から3日間、大学のオリエンテーションに行ってきました。教授はもちろんのこと、事務職の方、学生の方含めて、みんなプレゼンがうまい!そういう教育を受けてきたからかな。
いや。。。授業の生徒によるプレゼンを見ておもったけど、下手な人は下手だな。反面教師にさせていただきます。上記”How”にもその結果を反映済み。
- プレゼンの機会を自分からつくろう! 2008年11月15日、ずっと教授にお願いしていた自己アピールのためのプレゼンをする機会がやっと実現しました。いやー、やってみてよかった。研究室の全体ミーティングの場でやることになっていたのですが、延期になったりしてなかなか発表できなかったのです。やってみて思ったのですが、やはり、プレゼンの機会は、自分から買ってでもGETすべきです。特に英語のしゃれべない人は。
昨日まで、そのプレゼンの練習しつつ、「こんな内容は、恥ずかしいかな。みんなの時間の無駄だったりしないかな。止めた方がいいかな。」と不安に思っていたのですが、多少拙い内容であったとしても、やった方がいいと思いました。こちらでは、何も言わないと誰も相手にしてくれません。何を考えているか、何をしたいのかをアピールするだけでもすごい効果があります。人が話しかけてくるようになります。
また、プレゼンの間は、もちろん聴衆は発表者に集中します。発表者は準備できるのです。英語が苦手であっても、準備をすればそれなりにしゃれべます。質疑応答も準備をすれば答えられます。ちゃんと英会話ができるのです。練習すればですが。英語が苦手でなかなかしゃべれない人にとって、これ以上ない訓練の場所です。
ということで、また、プレゼンの機会を探すことにします。