history, アメリカ
Abstract#
2008年12月20日にスミソニアン博物館群の一つであるアメリカ歴史博物館に行ってきました。感想などを少し書きます。
Topic#
独立から現在にかけてのアメリカの歴史に的を絞ったとても興味深い博物館でした。思ったよりこじんまりしているかもしれません。結構じっくり見たつもりでも3時間程度でした。中心は、軍の歴史と大統領の歴史の2点だと感じました。アメリカは、自由と平和を求める素晴らしい国だということを言いたい博物館なんだなと感じました。まあ、基本的にはシンプルでわかりやすいですよね。それがアメリカらしさになるのでしょうか。その国を知ろうとする時の有力な手段は、歴史と文化を学ぶことだと思います。今日は、この国のことを少し知るきっかけになったと感じます。 |
一番広くスペースを使っていたこともあり、一番のコンテンツかと思います。内容は、戦争の歴史ということで、独立戦争から、南北戦争、World War I、II、朝鮮、ベトナムまでをカバーしてました。今後911の話もここに追加されていくことでしょう。 |
とくに第2次世界大戦の際は、日本のこともよく出てきていましたが、なんとなくですが、日本の歴史の教科書にある内容とポイントが似ている気がしました。日本のことを必要以上にひどく表現しているわけでもなくドイツ・イタリアと並べて、淡々と表現している感じです。真珠湾から原爆までの過程は、割と細かく説明がありました。原爆の部分も、はっきりとアメリカが日本人を何万人と殺害したといい切っていました。が、無条件降伏のためには仕方がなかった的な表現だったので、そこは、若干抵抗は覚えましたが。。日本の歴史観は、ある意味アメリカのをベースにしているのかもしれないと感じてしまいました。特に第2次世界大戦以降は。 |
兵士からの家族への手紙特集みたいなコーナーもあり、特にアメリカのために戦って死んでいった兵士への敬意と感謝を強調していたところも多々ありました。それは、とても自然なことなんだろうな〜、日本は、複雑だ、と考えてしまいました。 |
たくさん「Presidency」という単語が出てきました。アメリカは、大統領の国です。権力の強さ、逆のその限界などの観点から敬意とともに歴代の大統領が紹介されてました。もうすでにオバマさんもそこに入ってます。下の写真にあるようにファーストレディ特集でもすでにオバマ婦人も入ってます(ヒラリーさんが若い。。。)。今回の選挙戦やアメリカ大統領就任式の盛り上がり方も納得してしまいます。ほとんどの大統領が4年もしくは8年の任期を全うしていました。例外として主に紹介されていたのは暗殺、汚職の2件だけでした。ころころ変わる日本とは違うな〜と思いました。 |
ダンボですが、目が上を向いてて、ちょっと、なんというか。。。 |
Reference#
- the Smithsonian Institution, 2008, the National Museum of American History website, http://americanhistory.si.edu/