GNSS

Abstract#

RINEXとは、GNSSの観測結果の保管時の標準フォーマット。いくつか種類があります。衛星の軌道がわかるのはどれかな。Navigation fileですね。

What's new?#

  • 2010年12月5日、SV Accuracyについて追記

Topic#

  • O: Observation file L1*C/AとP1の周波数ごとの疑似距離が載っているファイル、搬送波の位相やドップラーも。。。どの衛星というのもわかる。
  • N: Navigation file 衛星から受け取ったエフェメリスをそのまま記録している感じ。ん?ここから軌道計算!?

2010年12月5日、GPSのNavファイルのデータが記述されている部分の7行目にある”SV accuracy”の意味について調べました。この値はなんなのか?単位はメートルと書いています。実際のファイルをみると2.4という数字が大体入っています。これは、2.4mという精度が期待できると言う意味か?それはいいすぎだと思うよ。Navファイルはエフェメリスを表示するためのファイル。で、GPSのICD[1]を調べてみると、どうもここにはURA(User Range Accuracy) indexをSV Accuracyと呼んでいて、そのindexは4ビットで表わされているみたい。([Navstar GPS Joint Program Office. 2004], 84)。で4ビットあると0から15という数字を表わせるわけだが、それがどういう意味かもその84ページに載っています。で、インデックスの値が"0"のとき”0m<URA<=2.4m”と書いてあります。つまり、インデックスの値は0だったのでしょう。この情報って何か使えるのかなー。

  • M: Meteorological data file 気象系!?
  • G: GLONASS Navigation file グロナスね。
  • H: Geostationary GPS payload nav mess file 静止衛星。。。SBAS系ですかね。

Reference#

  1. Werner Gurtner. 2002. "RINEX: The Receiver Independent Exchange Format Version 2.10". Astronomical Institute University of Berne
  2. [#1]Navstar GPS Joint Program Office. 2004. INTERFACE SPECIFICATION IS*GPS*200 Revision D. http://www.navcen.uscg.gov/gps/geninfo/is*gps*200d.pdf